最近鼓の革や筒の調整をしているのですが
先日はお道具やさんで色々見せていただきました。
小鼓は、というより能の楽器は
楽器屋さんに行けばとりあえず買えるというものではありません。
新品の鼓の革を買うことはできますが、
それが舞台のような音が出るまでかなりかかります。
私の場合、3年前に入手した新革が少し慣れてきたものの
舞台で使えるようになるにはあと数年はかかりそうです。
というわけで、何十年前に作られた革や
桃山、室町、江戸期の筒などを探して
お道具やさんを巡ったりします。
人と同じで、お道具も色々な出会いがあって楽しいです。
素敵にお花が飾ってありました。