小鼓草子2020

小鼓方観世流能楽師岡本はる奈のブログです。舞台・ワークショップ・稽古場案内と日々の出来事など。静岡県内、神奈川県相模大野市、東京都練馬区などで小鼓指導しております。フランス語版ブログhttps://notesdunkotsuzumi.blogspot.com/

background-size: cover; height: 75px;

厳念寺能楽ワークショップのお知らせ

 

2026年に開催しご好評頂きましたお寺での能楽ワークショップを、本年10月に開催致します。

台東区蔵前の厳念寺さんのお寺の部屋をお借りして、国立能楽堂研修生出身で同期のワキ方福王流の矢野昌平さんと後輩の笛方藤田流平野史夏さんとの笛・小鼓・ワキの体験&鑑賞ワークショップです。

メールかグーグルフォームでの申し込みを受付中です。  

 

日時:10月25日(日)14時〜16時30分頃

場所:厳念寺(地下鉄蔵前駅または新御徒町駅または田原町駅から徒歩5〜6分)

https://www.gonnenji.com/

参加費:3,300円/人

申し込み先:岡本naruhaokamoto@yahoo.co.jp

下記QRコードからもお申込み頂けます。

皆さま是非お申込み下さい☺️

 

みんな忙しい、6月の1週間でした。

月曜日の申合せから始まっての舞台続きの1週間が、終わりました。

師匠のお手伝いの帰り道。そろそろ自然が恋しいです。

 

火曜は水道橋にて、坂井同門会で能「羽衣」を打たせて頂きました。

羽衣は小書付きで短めの寸法でさせて頂くことが多いですが、久しぶりにフルサイズ。ワキの一セイから始まり、クセも序之舞も破之舞も有りの贅沢な羽衣でした。

 

水曜日は国立能楽堂にて囃子科協議会。

半年前から待ち構えていた一調「女郎花」を打たせて頂きました。謡はシテ方観世流の浅見重好先生にお相手頂きました。

お能に出てくる女性は上品で一途で時に粘着質で…どちらかと言うと苦手だったりします(言いたいことはその場で言うタイプ)。

能「女郎花」の女性は中でも「めんどくさい女性」だと思っているので、自分の苦手分野克服のために打たせて頂きました。

合間に師匠のお手伝い何かを挟んで…。

本日は目黒の喜多能楽堂にて狂言の会「ざざん座」。狂言「瓜盗人」及び素囃子にて皷を打たせて頂きました。

大学時代にお世話になった先生や友人とお話ができて、しばし学生時代を思い出しました。

次の舞台は国立能楽堂の鑑賞教室です。

https://www.ntj.jac.go.jp/kansyoukyousitu/nou/

舞台にお越し頂きました皆さまありがとうございました☺

 

 

 

舞台と、ワークショップとのお知らせです。

明後日水曜日の囃子科協議会で配布予定の番組解説を一部、Facebookにて公開中です。ご来場前の予習や来場を検討されている方は参考にお読み下さい。

当日配布解説ではコラム“小書きについて"もお読みいただけます!

https://www.facebook.com/nohgakuhayashika/?locale=ja_JP

また、以前フランス語ワークショップなどでご一緒させて頂いた、シテ方金春流柏崎真由子さんが指導されるワークショップが立川で行われ、最終日9月5日には小鼓指導をさせて頂きます。

https://tokyo-tachikawa.org/event/14058/

そしてそして…

2020年に浅草のお寺で行いました能楽ワークショップを形も新たに10月に行います!詳細はまた後ほど…。

皆さま是非ご来場下さい☺️

土蜘蛛とオリエンタリズムと能楽と

〜都へとてこそかへりけり〜メキシコ旅行記⑨

メキシコの土蜘蛛タラウマラ族に会いたくて日本を飛び立った今回の旅行。オアハカでのんびりした後にメキシコシティに飛び、再びアメリカ経由で(今度のトランジットはあまり混まず)帰国しました。 

日本に降り立った途端にメキシコでの乾燥と寝不足故の口角炎&肌荒れが直ぐに治り「やっぱり日本の湿気(2月は1番乾燥しているとしても)は貴重…」と日本の気候に感謝しました。

今回仕事ではなかったですが、楽器(小鼓)を持っていかなかったのは乾燥を警戒したこともあります(大先生から昔のアメリカ公演で乾燥で楽器にヒビが入ったと聞いたことがあった)。

さて、メキシコにいる間、伯母も私も本が好きなこともあり、図書館、本屋さん、古本市を見つけたら必ず寄るようにしていました。

日本文学や日本について書かれたスペイン語の本も沢山ありましたが、漫画や観光案内書は最近の日本を反映しているものの、文学は源氏物語、谷崎潤一郎の横に田山花袋の「布団」が目立つ場所に飾られていて「日本文学が好きなスペイン語圏の人はこういうのに憧れるのだろうか…」と思ったり。本は価格が日用品に比べてかなり高いため高級品の部類で、客層はほぼヨーロッパ系か富裕層らしき国内の方々でした。

町角でお土産を売っているのはおそらく原住民の人々。中南米には様々な民族の人たちが生活していて、タラウマラ族の人々はメジャーなほうらしい。

人種問題や経済格差を論じることもできますが、神秘のベールの向こうのタラウマラ族の人々は現実に即してたくましく生活していたように思います。

大和朝廷が滅ぼし、あるいは統合してきた日本の古代民族も現代に生きていたらどうだったのかな?と考えるのも興味深く。

能の舞台で古代民族の息吹を感じたり、古の恋人たちや市井の人の喜怒哀楽を考えながら皷を打っていきたいな、と思いました。

世界は広いけど、やっぱり1番広いのは頭の中なのかもしれない。

タラウマラ族のおばあちゃんから買った、手編みの籠。

 

 

※おまけ※

メキシコ国内で立ち寄った本屋さん(一部)

①Librería Grañen Porrua@オアハカ

スペイン様式の建物でパティオにカフェを併設。児童書のコーナーが素敵。

Amate Books@オアハカ

オアハカならではのガイコツが印象的なエントランス。英語本の専門店。

③Gandhi@メキシコシティ

大手チェーンの本屋さん。店内の椅子で本が読める。

④Librería Porrúa@メキシコシティ

屋上にレストランを併設、ショッパーも売っていてデザイン性が高い店内。

⑤国会図書館のような所@メキシコシティ

閉架式。

⑥メキシコシティの古本市

※まとめ

「メキシコ土蜘蛛紀行」の過去記事から順にまとめました。タイトル&サブタイトルに謡曲「土蜘蛛」の謡と囃子の用語が隠れています。宜しければ探してみて下さい☺️

 

kotuzumiokamoto.hatenablog.com

 

kotuzumiokamoto.hatenablog.com

 

kotuzumiokamoto.hatenablog.com

 

kotuzumiokamoto.hatenablog.com

 

kotuzumiokamoto.hatenablog.com

 

kotuzumiokamoto.hatenablog.com

 

kotuzumiokamoto.hatenablog.com

 

kotuzumiokamoto.hatenablog.com

 

 

 

オアハカでホカンス

 

〜のっと only Spanish〜メキシコ旅行記⑧

タラウマラ族のおばあちゃんと会った後、クリールの村に帰る途中で村の周辺にも洞窟が有って遠目に人が居るのが見えました。

そういえば昼食を取ったお店の周辺で遊んでいた子どもたちもおそらく原住民族。山の麓に点々と見えた家々もそうだったはずです。服装や生活スタイルは時代と共に変化して、今も昔も古い人ほど昔ながらの生活を守るのかも…。

さて、翌朝は高速バスで移動。早朝からチケット売り場が開くまで待機。既にメキシコ時間とスクショ会話集つきのやりとり(ジェスチャーつき)に慣れました。

標高2300メートルのクリールから1000メートルくらいを半日かけて下り…

https://youtube.com/shorts/yXC9CQqLmYE?si=HA5WHHbkUBSlJwBt

州都チワワ市に到着。

翌朝飛行機に乗り換えて…

スペイン様式の建物とメキシコの伝統文化が色濃く残る街、オアハカに到着しました。

 

オアハカでは古代遺跡や本屋さんを巡ったりしながら、ホステル(ドミトリーの他に2人以上が利用できる寝室が多数あり、共有のキッチンやテラス等ある施設)に連泊。連日の深夜〜早朝移動やスペイン語しか通じない日々の後で、リラックスして過ごす時間が何より印象的でした。

他の宿泊者とキッチンで朝のコーヒーを飲みながらおしゃべり(英語が通じる!)したり。

図書ブースやテラスで本を読んだり。

市場やスーパーで買った食材でご飯を作ったり。

これぞ、バカンス!!

6月の舞台のご案内

雨の日は香が良く香ります。

来月6月は以下の舞台で皷を打たせて頂きます。

6月9日(火)16時開演 坂井同門会 能「羽衣」於 宝生能楽堂

https://www.facebook.com/story.php?story_fbid=122115334983233727&id=61587011821958

6月10日(水)18時開演 東京能楽囃子科協議会6月定式能 一調「女郎花」於 国立能楽堂

 

https://nohgaku-hayashika.com/next_nohgaku

6月14日(日) 14時開演 第21回狂言ざざん座 素囃子「楽」狂言「瓜盗人」於 十四世喜多六平太記念能楽堂

https://kita-noh.com/schedule/19050/

6月25日(木) 午前の部11時開演  午後の部14時開演 能楽鑑賞教室 能「葵上」於 国立能楽堂

https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2026/85012/

 

囃子科協議会では解説文の作成も担当させて頂いております。

皆さまのご来場をお待ちしております。

相模大野で小鼓お稽古しませんか?

昨日は月に一度の相模大野は大野南公民館でのお稽古日でした。

研修生時代の後半、町田でカルチャーセンターの講座を始めたことから始まったこの地域でのお稽古。今は月に一度、大体月曜日の午後にのんびり行っています。

相変わらず公民館内のお花が綺麗。2階の御手洗い周辺他いつも色々な花が生けられています。

今の住まい(東京&御前崎)のどちらからも少し遠い相模大野。少人数制での個人レッスンをじっくり行えます。

時間を昼間にしたから少しは来やすい…かな?

町田や相模大野、或いは小田原線の沿線にお住まいで能楽のお稽古に興味のある方、是非是非お越しください☺️

体験稽古も随時行っております。