〜都へとてこそかへりけり〜メキシコ旅行記⑨

メキシコの土蜘蛛タラウマラ族に会いたくて日本を飛び立った今回の旅行。オアハカでのんびりした後にメキシコシティに飛び、再びアメリカ経由で(今度のトランジットはあまり混まず)帰国しました。
日本に降り立った途端にメキシコでの乾燥と寝不足故の口角炎&肌荒れが直ぐに治り「やっぱり日本の湿気(2月は1番乾燥しているとしても)は貴重…」と日本の気候に感謝しました。
今回仕事ではなかったですが、楽器(小鼓)を持っていかなかったのは乾燥を警戒したこともあります(大先生から昔のアメリカ公演で乾燥で楽器にヒビが入ったと聞いたことがあった)。
さて、メキシコにいる間、伯母も私も本が好きなこともあり、図書館、本屋さん、古本市を見つけたら必ず寄るようにしていました。
日本文学や日本について書かれたスペイン語の本も沢山ありましたが、漫画や観光案内書は最近の日本を反映しているものの、文学は源氏物語、谷崎潤一郎の横に田山花袋の「布団」が目立つ場所に飾られていて「日本文学が好きなスペイン語圏の人はこういうのに憧れるのだろうか…」と思ったり。本は価格が日用品に比べてかなり高いため高級品の部類で、客層はほぼヨーロッパ系か富裕層らしき国内の方々でした。
町角でお土産を売っているのはおそらく原住民の人々。中南米には様々な民族の人たちが生活していて、タラウマラ族の人々はメジャーなほうらしい。
人種問題や経済格差を論じることもできますが、神秘のベールの向こうのタラウマラ族の人々は現実に即してたくましく生活していたように思います。
大和朝廷が滅ぼし、あるいは統合してきた日本の古代民族も現代に生きていたらどうだったのかな?と考えるのも興味深く。
能の舞台で古代民族の息吹を感じたり、古の恋人たちや市井の人の喜怒哀楽を考えながら皷を打っていきたいな、と思いました。
世界は広いけど、やっぱり1番広いのは頭の中なのかもしれない。

タラウマラ族のおばあちゃんから買った、手編みの籠。
※おまけ※
メキシコ国内で立ち寄った本屋さん(一部)
①Librería Grañen Porrua@オアハカ
スペイン様式の建物でパティオにカフェを併設。児童書のコーナーが素敵。

②Amate Books@オアハカ
オアハカならではのガイコツが印象的なエントランス。英語本の専門店。

③Gandhi@メキシコシティ
大手チェーンの本屋さん。店内の椅子で本が読める。


④Librería Porrúa@メキシコシティ
屋上にレストランを併設、ショッパーも売っていてデザイン性が高い店内。

⑤国会図書館のような所@メキシコシティ
閉架式。

⑥メキシコシティの古本市

※まとめ
「メキシコ土蜘蛛紀行」の過去記事から順にまとめました。タイトル&サブタイトルに謡曲「土蜘蛛」の謡と囃子の用語が隠れています。宜しければ探してみて下さい☺️
kotuzumiokamoto.hatenablog.com
kotuzumiokamoto.hatenablog.com
kotuzumiokamoto.hatenablog.com
kotuzumiokamoto.hatenablog.com
kotuzumiokamoto.hatenablog.com
kotuzumiokamoto.hatenablog.com
kotuzumiokamoto.hatenablog.com
kotuzumiokamoto.hatenablog.com