夏の終わりの東西合同研究発表会@大阪

東京は日々35度越えと、猛暑日が続いておりますが

雲はだんだんと秋めいてきております。

すじ雲ができていました。

今週月・火曜日は大阪に行ってきました。

毎年8月の終わりは東西合同研究発表会です。

東京・名古屋・京都・大阪の各流の若手が集まる会。

他のお囃子方から

「そろそろ年齢上からの方が早いんじゃない？」

と言われましたが

いろんな点で、まだまだ若手です！

今回はお囃子を２番。

観世流「玄象」と宝生流「吉野静」を打たせていただきました。

今回は大鼓の観世流の方とはご一緒しなかったのですが

小鼓観世（東京中心に活動）&大鼓観世（関西中心に活動）は

お互いの手組がものすごく合うので

「次はご一緒したいですね」

と話しておりました。

国立の研修生の頃は毎年

大先生（観世豊純先生）が監督にいらしておりました。

振り返ると沢山の先生方にご指導いただいたり

舞台でご一緒させていただいたり‥。

雲の上を見ると、そんな先生のうちの誰かに

「そんな打ち方があるか！」と怒られそう

（ちゃんと地上で怒ってくれる先生もまだいらっしゃいますが）

今回開催された大槻能楽堂はこれから改修工事に入るとのことで

来年は京都での開催になるそうです。

過ぎ行く年月と夏の終わりを実感した会でした。

北堀江の宿。和室が好きです。