夏にやるはずだった着物の虫干しをしないまま秋が深まってしまい、そろそろ冬。
先週の舞台で使っていて汚れが気になった紋付を洗ったり、夏物の着物やウールの普段着をチェックしたり。今週は少しだけ着物を手入れしました。
黒い紋付の着物は首すじや袖口、膝の当たるあたりの裾が汚れがちです。
単衣の着物の一部&洗える着物&ウールの着物は自宅でエマールとお酢を駆使して手洗いしているので、こちらも。まずは、襟元などを台所用洗剤(油汚れやファンデーション汚れを落とす。ついでに食べこぼしも)で部分洗いしてから全体を手洗い→ネットに入れて洗濯機の脱水に数秒かけます(水着の脱水くらいの感覚)。
干して乾いたらすっきり。水通しすると臭いが取れるので(汗のにおい、誰かのタバコの臭いetc)気持ちが良いです。
畳紙に入れたままだった着物を広げて風通し。
家族の着物に白いカビが!古いウールの着物、丸洗いから返ってきてからしまったままでした。1年以上袖を通してなかったためと思われ。やっぱり着物は着るのが一番の虫干しになりそう。
ついでに夏に丸洗い&汗抜きに出して悉皆屋さんから返ってきた着物をよ~くみたら、袖のところが汚れたままなのに気づきました。ショック…。値段が安かったからでしょうか。汗抜きも白く残っているところがちらほら。安物買いの、なんとやら。
もう一度他のお店に洗いに出そうかな…やっぱり洗い張りしなきゃダメかな。
袷の着物は暖かいけれど自分で手入れできないのがもどかしい。
そんなこんなで10月が過ぎていきます。