猛暑で始まった7月。
一昨日の土曜日は、水道橋の宝生能楽堂は夏の女流能にて能「養老」を打たせていただきました。
脇能のお役は久しぶり。「澄んで・強い」掛け声は難しいです。
間狂言の三段之舞のアシライなど、大鼓小鼓はやることがたくさん。
気がついたら、袴の上に汗が滴り落ちていました。
「名人は舞台で汗をかかない」とは、おシテ方の先生の言葉…真逆にいますね。うん。
鼓が自分のポテンシャル以上に鳴っていたのがせめてもの救いです。
今月半ばの稽古会では囃子で「放生川」のお役をいただいていて、脇能が続きます。夏は稽古の季節。
暑い中をお越しいただいた皆様、ありがとうございました。