稽古能と舞台のために着物と道具の準備をしていて、扇袋を開けてみたら夏につかっていた扇がそのまま。もう九月も半ばだというのに…。そういうわけで、絽の紋付きをしまって単をかばんに入れるついでに扇も取り替えました。
皷方の扇は舞台で開くわけではないので、どんな柄かはほとんど自己満足です。でもやっぱり季節は気にしたい。
ここのところ暑さと湿気に気をとられていましたが、いつのまにか金木犀が咲いて、朝晩に窓を開けると甘い香りが飛び込んできます。
金木犀が咲くと、雨が多くなり秋が深まる予感。
今日はこれから舞台です。