小鼓草子2020

小鼓方観世流能楽師岡本はる奈のブログです。舞台・ワークショップ・稽古場案内と日々の出来事など。横浜、相模大野、東京杉並区にて小鼓指導しております。フランス語版ブログhttps://notesdunkotsuzumi.blogspot.com/

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室町時代の胴だそうです。

国立能楽堂の資料展示室が展示替えをしたので覗いてみました。
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第Ⅲ期だそうです。

以前、最後の展示替えで小鼓の胴が出ると聞いたので楽しみに。
筒の中の彫りや、蒔絵の意匠が時代によって違うので中々面白いです。
以下、図録から。

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写真だと、中のカンナ目が見えない‥。

胴の1つは室町時代のもの、もう1つは江戸期のものだそうです。
一緒に蒔絵の豪華な鼓箱も展示してありました。
博物館等に入った道具や面、装束は舞台で使われなくなってしまいますが、
古の鼓、どんな音がするのか知りたいですね。