本日は青山の銕仙会能楽研究所にて、師匠の舞台のお手伝い。曲は「定家」。
表参道のイルミネーションに12月らしさを感じます。
能楽堂近くの瀬戸物屋さんではお正月のお重や盃がショーウィンドウに飾られていたり。
瀬戸物を見るのも大好き。
楽屋で着替えたり、着物の襟合わせを確認したりと、慌ただしい中で鏡を覗き込んで見た自分の顔に
「疲れているなあ」と感じておりました。
2時間超の舞台での後見(正座で頑張る時間)が終わって、お手洗いに行くと、
「あれ?始まる前より元気そう」
そう、何故か能楽堂の舞台で体調が良くなることがあります。
アルファ波がいっぱい出てるのでしょうか
…それはさておき、鏡に映る自分の顔が、誰かに似ている時もあれば、知らない顔に見えることもあります。
間違いなく自分だと感じたり、他人のように感じたり。
舞台に出ている先生方も、普段と舞台では違う顔。ふたつの顔をみんな行き来しているのでしょうか。