先週14 日火曜日は、国立能楽堂にて青翔会。私は舞囃子「田村」を打たせていただきました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
今回の青翔会は10期の能楽研修生の修了公演でもありました。
私達の修了公演は9年前…懐かしい。
能楽研修生は、芸術文化振興会か行っている邦楽や洋楽の研修の中でも最長の6年間。
今回修了したのは囃子方2名ですが、コロナ禍で思うように稽古も舞台もできなかった三年間のみならず、彼女たちを取り巻く環境が自分たちの頃と比べても厳しいものだった事を見聞きしている身としては、無事に舞台を務めた2人に心からおめでとうと言いたいです。
これからの道も険しいだろうけれど、頑張ってほしい。
そして能楽の世界もその道で生活していくことを目指す若者たちが続けやすい環境になってほしいし、そうしたい。
ちょうど春闘のニュースが入って来たので余計にそんなことも考えたり。
さて、こちらのブログですが先週辺りから観世新九郎師の社中会「味麻之会」で検索されている形跡が。
簡単に詳細を掲示しておきます。
・観世豊純七回忌追善 観世流小鼓 味麻之会(みましかい)
令和5年3月21日(火・祝日)御前11時開演
於 国立能楽堂
番外囃子「屋島」「百萬」「梅枝」「桜川」
番外一調「錦木」
ご来場歓迎・入場無料