今日午前中は横浜能楽堂でお稽古でした。
横浜能楽堂は桜木町から少し坂道を登った、掃部山(かもんやま)公園の中にあります。今の時期はあじさいと点々と咲くホタルブクロがきれい。梅雨に入ったら荷物を持っての移動が大変ですが、雨に現れた紫陽花も楽しみです。
来月はいつもの稽古に加えて、26日に横浜能楽堂にて小鼓のワークショップもあり、掃部山公園の自然を何度も横目で楽しめそう。
ちなみに私の手元には梅雨時にしか鳴らない、普段は固すぎる鼓の革もあります。逆にいつもとても鳴る革がこの時期だけベコベコになり、あわてることもあります。日本の湿気は本当にすごい……。
能楽の話ではありませんが、先日まったく同じ小説を英語と日本語で読んだら、日本語の持つ湿度を強く感じたことがありました。身体のみならず、文化芸術まで気候というのはしみこむのだなと実感しました。
湿気で気候病になる方もいるし、あんまり歓迎されない梅雨ですが(しかも今年は長そう)本格的に夏が来る前に、コロナ流行も収まってほしいものです。
今週のお題「雨の日の過ごし方」