扇を入れる扇袋を、以前から頼まれていて「GWまでには作る」と伝えていたのを思い出しました。
和装小物を作るのはものすごく久しぶりなので、押し入れの奥から布やら端切れやらを引っ張り出してきての作業。
布は多分研修生のときに浅草の布屋さんで買ったから…10年くらい前?
竹の定規も押入れの奥から登場しました
手順としては…
→型紙を作る(前に作ったときの型紙が見つからなかった)
→表地の柄のついた布(硬めの正絹)を切る
今回は扇の柄の扇袋…。
→表地の袋の部分を仮縫いして扇を入れてみる
→本縫いして、縫い代部分の余分な布を切り落とす
→裏地の薄い絹の布も同じように型紙で切る
→裏地の袋の部分を縫う
→表地と裏地を重なるところで中表に縫い合わせる(紐の部分や裏返すだけの空きの分は縫わないでおく)
→裏返す
何となく形になってきました。
あとは紐と留め具(これは古い扇袋のものを使うつもり)を、付けて縫い目を綴じれば出来上がりです。
5月追記:
手持ちの紐と爪をつけて完成しました。
本当は平組の組紐を使いたかったけど…ちょっと立体感出ました。
とじると、こんな感じです。
余り布がまだそこそこあるので、時間があるときに志野袋でも作りたいです。