小鼓草子2020

小鼓方観世流能楽師岡本はる奈のブログです。舞台・ワークショップ・稽古場案内と日々の出来事など。横浜、相模大野、東京杉並区にて小鼓指導しております。フランス語版ブログhttps://notesdunkotsuzumi.blogspot.com/

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着物道楽

帯の洗濯

単の帯を自宅で洗おうと思ったものの、 失敗したら怖いので古い帯で実験的に洗ってみることに。 エマールでぬるま湯、手洗いで洗いました。 帯の色で水が赤くなってドキドキ。 干すこと半日。 さっぱりしたものの、古い帯なので折り目は伸びず‥。 着物と違っ…

紫陽花と浴衣。

国立能楽堂の紫陽花が綺麗に咲いています。 梅雨も近づいてきたなあと実感。 子供の頃は何となく重たげに感じた紫陽花が 大人になるとしみじみ綺麗だと思います。 色が綺麗。 古い浴衣のホコリ取りも兼ねて洗濯をしました。 午後の日差しが透けて見えます。 …

伊勢丹で浴衣の展示をしていました。

新宿に寄ったついてに百貨店へ。 浴衣の販売の季節になりました。 売り子さんは古風な浴衣でしたが‥ 展示が斬新すぎる‥。 でもデニムの着物もあるくらいですし。 モードの最先端?なのかも。 こんなのも。

綿絽の生地を買いました。

五月は暑いなあ、と思ったら雨が降ったり。 肌寒かったり、蒸し暑かったり。 体温調節が大変です ここの所稽古着では楽をして浴衣を着用。 綿って洗えるから楽だなあと思い、 そして男性用はお腹が苦しくなくて楽だなと思います。 男性の場合、スーツよりも…

着物用虫除けを交換

着物整理のついでに着物用の匂い袋も鳩居堂で購入。 前回入れてから1年は経ってないのですが 新しいのは匂いが強烈‥。 部屋全体が和の香りになりました。 実家の祖母の部屋を思い出しました。 たくさん入っているのを小分けにして使用。

ウールの洗濯。その2

先日のウール着物の洗濯の顛末‥。 着物を洗って干した日は、お天気も良く気持ちの良い風で半日で乾きました。 途中でパシパシ引っ張っていたせいか、シワもあまり寄らず。 すっきり。 居敷当てが少しツレたくらいで縮みもほとんどありません。 当然折り目等…

ウールの洗濯。その1

昨日着た、ウールの着物。 冬から随分着ているし、汗やら何やらを色々吸い込んでいると思うので。 思い切って洗ってみました。 ドライクリーニングの方が傷まないのですが 水通ししてさっぱりしたい! というわけで‥。 裏返して袖畳みしてエマールで洗いまし…

着物の整理

お天気もいいし、そろそろ着物も季節を考えて‥ 少しづつですが着物の整理をしています。 ぐしゃぐしゃ と言っても、半分くらいは舞台と稽古用の男物なので (こちらは手入れは楽ちん) これからの5月、6月は女性用の着るものを考えないと。 まだ朝は少し肌…

春の終わりに半襟を付け替える

稽古会終了 春雨ですね。濡れるには少し寒い。 3月の終わりから、タンポポとクローバーの模様がついた半襟をつけていた長襦袢を昨日洗って、白い襟につけかえました。 稽古や舞台用は男性と同じ襦袢ですが、それ以外では季節を楽しんでいます。 五月は南国…

着付けを練習する理由

最近着付けを練習している理由の1つに あるシテ方の先生の言葉があります。 「きちんと着れば、着物はシワがよらない」 曰く、着付けも大事ですが所作で着物の着崩れやシワのより方が変わるとのこと。 舞台では装束をつけて座る際にもそれを考えながら動い…

蝶々の着物

たまには華やかな小紋。 今日は新国立劇場に観劇ということで 雨にも負けず華やかに(着物が)行きました。 草花と蝶々の着物。 観劇の内容は三角関係の恋愛話。 能にも「求塚」に「恋重荷」、「女郎花」等 恋愛の話は沢山あります。時代と国籍問わず共通の…

立春

東京ではあちこちで桜が咲き始めたようです。 暖かな、春の1日でした。 3連休の中日ということで、帰りに新宿に寄ったら人でいっぱい。 春の半襟を買いました。

脱ぐか脱がないか(道行を)

思った以上に暖かくなった今日。 着物に道行コートで外出したところ 暑くて暑くて。 まだ道行コートを脱ぐのは季節的に‥と しばし葛藤の後、コートを脱いでストールを羽織ることに。 でも、風が強くてホコリも舞ってるからと またコートを着てみたり。 室内…

寒の戻り

やはりというか しまいかけた着物用のヒートテックに再びお世話になりました。 火曜日に着物を着た時は、暑くて仕方ないくらいだったのに。。 さて 自宅で使っている古帛紗(?) 祖母のものなのですが、 「茶道心得」というのが書いてあります。 その中に …

雪輪の半襟、桜の着物

明日から三月なので 冬の着物や春の着物を色々整理。 半襟も最近使っていた柄ものは洗濯しました。 雪輪とうさぎ。 春といえば桜は定番ですが、 祖母や母のお下がりの着物では桜がありません。 椿や牡丹はあるのに。 桜は時期が短いからでしょうか。 人に頂…

稽古帰りに

破けてしまった足袋下と足袋カバーの代わりがやっと買えました。 とっても便利です。 着物の防寒って、 外側よりも中にどれだけ仕込むかと 冷気の侵入を防ぐことだとしみじみ思う。 でもうっかりすると ヒートテックのババシャツが袖から見えちゃったり(汗…

働き者の足袋たち。

愛用していたヒートテック足袋下とナイロンの足袋カバーがそろそろ限界に。 裏返したら穴が開いてきている‥。 歩いたり、すり足で動いたり、結構負担がかかる足袋とその小物。 近々和装小物屋さんに寄ってこよう。 新宿ルミネエスト4階にもあります。

神楽坂にて

本日は神楽坂、矢来能楽堂にてワークショップでした。 東京は雨降りの1日、今年2度目の雪が降るのかどうか。 来月に晴れの日が続いたら着物を干そう。 祖母のお下がりの着物。 先日着た付け下げの着物、母に確認したら30年以上前のもの。。 「アンティーク…

能楽の色、歌舞伎の色

先日、日舞をやってたという呉服屋さんに 「能楽の人は歌舞伎より渋めの色好みだと思う」 と言われました。 確かに、歌舞伎の方がお客様の着物が派手なイメージがあります。 舞台の装束はというと‥近くで見ると能装束って本当に華やかです。 色とりどりの絹…

シワ取りその後

昨夜シワ取り(座りシワ)を試みた袴を様子見。 大分取れたかな‥。 細かいシワや畳んだ時の横シワはありますが。 膝後ろで作ってしまった大量のシワはかなりなくなりました。 シワが取れると手汗の跡が‥。 次回使うまで綺麗に保管します。 風呂敷からは少し…

足袋を大量補充。

新しい足袋を大量に補充しました。 これで、古くなってもう履かないけど捨てられなかった足袋(の残骸)が捨てられる‥かな? ぎっしり。 着物や帯は、 祖母のもので古くて使わなかったり 合わなくなってしまったものも何となく捨てられなかったりします。 能…

高い足袋と安い足袋

着物を着る時にまず着けるのが、 足袋 洋服の時の靴下に当たる足袋ですが、 お値段は普通3,000円前後。 靴下だったら結構いい値です。 しかし当然廉価品も存在し ポリエステル混の外国製600円~なんてのも。 その違いは?というと まず「履きごごち」 しっか…

着物便利グッズあれこれ

去年の暮れからお正月にかけて 普通の女性用着物を着る機会が増えたのもあり 少し着付けも練習中。 男物と違って、女性の着物は着物と帯以外にもいろいろ必要なので 女性って大変だな‥と思います。 その分華やかでもあるのでしょうが、 贅沢品のイメージがつ…

あけましておめでとうございます。

鶴‥ 本年も宜しくお願いいたします。 小鼓方観世流能楽師の1人として先生方と諸先輩方のご指導の元、一層芸の上達に励みたいと思います。 今年の目標は‥いろいろありすぎますが 周囲の人たちの心遣いを忘れず、自分ができることを精一杯努める所存です。 1…

鬼が笑うわ。

今年の反省。来年の目標。 今年になって始めたこと、出来るようになったことがある一方で、 そのままにしてしまったこと、出来なかったこともいろいろあります。 あの着物、着ようと思っていたのに時期を外してしまった‥ あの浴衣はそもそもまだ反物のままで…

着物あれこれ

しばらく前に洗いに出していた着物を取りに行ってきました。 来年まで綺麗にしまっておこうと思います。 白絣の浴衣は祖父のものだったので、大事に使っています。 それでも今回のお店では汗じみが完全には消えないようで。 以前は着物に詳しい職人さんがい…

10月は衣替え

そろそろ寒くなってきました。 さすがに着物のほうも衣替え。 あんまり夏っぽい色や素材はしまうことに。 ポリエステルやウールは着物の素材として好きではありません。 しかし、稽古着としては重宝しているという事実‥。 毎日のように着るし(研修生時代は…

ちくちくと

今日も暑いですね。 着物を虫干しして、汚れを見つけたり、修繕の必要性がある着物、浴衣類をすこしづつ手入れしています。白絣の襟元は汗じみが目立つので共襟を外して洗うことにしました。 他にも、長襦袢の袖幅を伸ばしたりやらなければならない作業が沢…

虫干しの季節

お天気が続くので、先週末から自宅の着物を順番に虫干ししています。普段の稽古や舞台以外にも着物を着たり、知り合いに着せてあげたりするので思ったより大量。のんびりやろう。 ‥数時間後。記憶にない(忘れていた)着物をいろいろ発見‥(汗)。 ‥数日後。…