この土日は奉納のお能とワークショップでそれぞれ足柄山の辺りと鎌倉に行ってきました。
奉納は例年伺っている相州西之坊善福寺、半能で敦盛を打たせていただきました。今年で九年目だそうで、演能ができて本当に良かったと思います。
翌日のワークショップでは休日の人の波に揉まれながら江ノ電で長谷寺近くまで。リベンジ需要か、どこも賑わっていました。
どちらも結構な時間を移動に使うので、電車の往復で読書しようと図書館で借りた本の題名は
ユーゴスラビアについての話がいろいろと出てきて、少しだけ懐かしい気持ちに。
幼少時に海外在住の際、私はあまり記憶にないのですが家族でユーゴスラビアを訪れたらしく(チトー政権後ではあったものの安定していたころ)、実家の壁にはユーゴのナイーブアートの絵が飾ってありました。母から当時の様子や歴史についても教えてもらった記憶があります。
その影響で私も今の家に引っ越した後に同じ画家の絵を飾ったり、画集を買ったり。
演能が終わって星空の下、小田急線とバスに揺られながら読み続け、冬の風の中を帰宅しました。
明日は11月の最終日。あと一ヶ月で今年も終わりです。