一昨日は矢来能楽堂は金春円満井会にて能「胡蝶」を打たせていただきました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
紅梅の作り物も、蝶の天冠を戴いたおシテもとても綺麗な舞台でした。
金春流のお謡いは雰囲気が合っていてとても印象的です。
今週5日日曜日の「能楽プリズム」でもお越しいただく皆様に謡と囃子(とフランス語解説)を堪能いただければと存じます。
さて、矢来能楽堂には高田馬場で東西線に乗り換えて向かいました。
帰りは荷物が多いので、エレベーターで一旦駅の外に出てから乗り換え。
BIGBOXといえば、学生時代の狂言サークルの打ち上げを思い出します。
近くにある、他の大学の文化祭での狂言発表を見てから打上げに来たのが大体この周辺。居酒屋で朝まで過ごしたり(といいつつ朝までは無理で途中で帰っていた)、夜道をみんなで歩いたのが昨日のようなのに、すでに20年前。
W大生の待ち合わせスポットのイメージ
年始に「昔の話はしない」と誓ったのに(まめにブログを更新することも誓った)すでに昔のことばかり言ってしまっております。
閑話休題。
先週のうちに一年以上前に修理に出していた鼓の革がようやく戻ってきたので、「胡蝶」の舞台で使わせていただきました。
大先生(故・観世豊純先生)からいただいた革です。
鳴りにくい季節なのに、やはり良い革だけあって鳴りやすかった。もっとも調整が不十分なので、本来はもっといい音が出せたはずでした。
何事も準備は大事です。
今週のお題「マメ」