小鼓草子2020

小鼓方観世流能楽師岡本はる奈のブログです。舞台・ワークショップ・稽古場案内と日々の出来事など。横浜、相模大野、東京杉並区にて小鼓指導しております。フランス語版ブログhttps://notesdunkotsuzumi.blogspot.com/

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山種美術館で日本画に癒やされる。

  東京に続いて、神奈川県等でも「まん防」が適用されることになり、再開した相模大野の稽古場もどうなるか…と思ったら、時間を短縮して公民館の貸し出しを継続とのこと。まずは、ほっとしました。

 

いろいろ不安なことも多いので、癒やされたいという思いが強く…昨日は1人で山種美術館日本画鑑賞へ。本当は後輩たちと着物で行きたかったですが、予定が合わないのと時節柄ひとりのほうが良いのと。

 

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少し道に迷いました。

渋谷からバスを利用、歩くこと数分で美術館がみえます。ガラス越しに中のカフェで着物姿でお茶を飲む人たちが見える…いいな〜(私も後輩とやりたかった)

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ほんとうに、久しぶりの訪問です。


 現在「百花繚乱展」開催中とのことで、奥村土牛小林古径・山口蓬春等の優しい色合いの花の絵がたくさん展示されていました。

第2展示室は牡丹特集。一面に牡丹が描かれた屏風の前に立っていると、すいこまれそうな気分になります。

 一階のカフェ「椿」では毎回展示の絵に関連した和菓子がいただけます。今回はお家用に和菓子を購入。

小林古径が好きなのに、選んだ2つはどちらも違ったことに後で気が付きました。

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和菓子のモチーフになった絵もはがきで買いました。

芸術も音楽も、なかなか肩身がせまい時代ですがゆっくり絵と向き合うとやっぱり「芸術って大事だな」と思います。

帰ってきて家族に「顔つきがすっきりしているよ」と言われました。日本画のいやし効果かな。。。