今週の月曜日から、ずっと休止されていた国立能楽堂での研修課程や研究生向けの稽古が再開されました。
久しぶりすぎて、謡のお稽古に出たものの、全然声が出なくて先生に心配されるという…（汗）。家で少しばかり謡っていても普通の稽古には全く及んでいなかったことを実感しました。
やっぱり、稽古は大事ですね！
小鼓のお稽古場として使っていた横浜能楽堂の稽古室の利用も、条件付きですが今月から借りられるようになるということで、消毒と換気に気をつけながら再開します。
まだまだ不安という方も多いので、希望する方にはオンラインでのお稽古を続けていくつもりです。
そういえば、今更ながらzoomを始めました。と言っても、学生時代からの友人に手取り足とり教えてもらってやっと参加できたという有様。以前から時代について行っていないとは感じていましたが、もう無理してついて行こうとしなくてもいいのではと思っている自分が一方でいます。
流行りについて行こうと（今までも決してついて行けていたわけではない）しないでいると、心は至極平安なのですが、外の世界のことがわからなくなりすぎるのが怖い。
そのうち、電車の乗り方を忘れてしまったらどうしようと思うこの頃です。
（でも、中島敦の「名人伝」みたいな話もあるわけで…学生時代に故・野村万之介先生の舞台で観たな〜）
#今週のお題「外のことがわからない」
